ソフトバンク先発アリエル・ミランダ投手(30)が、6回3安打無失点の好投でチームの連敗を3で止めた。

自身も5月19日の日本ハム戦以来、約2カ月ぶりとなる4勝目となった。

「(3連敗中)の状況は分かっていた。責任を持ってマウンドに立った」。この日の直球は最速150キロと力があり、フォーク、チェンジアップとの緩急が生きた。

「チーム全体がいい雰囲気をつくってくれた。野手が早めに得点を取ってくれたので、自分の投球に集中できた」。お立ち台には、この日スタンドで観戦していた双子の息子、長男アディエル君、次男アドリエル君(ともに7)と一緒に上がった。「初めてお立ち台に立ったよ。いい投球を見せられてよかったよ」と、パパの顔に戻り笑顔が弾けていた。