松井一郎大阪市長(55)が特別始球式に登場した。

この日はオリックスの夏の風物詩「Bs夏の陣2019 supported by 個別指導キャンパス」の初日。「Aggressive BLACK」カラーで、2025年大阪・関西万博の宣伝を兼ねて、背番号「2025」のユニホームで登場した。

始球式の前に松井市長はマイクであいさつを行い、「1億2000万人のオリックスファンを代表してきました。市役所の目の前は御堂筋なので、ずっとオリックスさんのパレードを準備しているんですけど、全く実現できておりません。上位から6位のポジションにいてくれていますので、この夏の陣を乗り切ってぜひともパレードを実現できるように頑張っていただきたいと思います」と話し、吉本興業問題にかけたのか最後に「今の話は録音しないようにしてください」と場内の笑いを誘った。

始球式は内角低めにノーバウンドで見事なストライク投球を披露した。「ちょっと“球数制限”があるので、将来のことを思って肩を痛めないように1球だけにしておきました」と冗談を飛ばした。現在最下位に甘んじているチームについては「長い目で見ないといけない。2025年くらいに優勝して…。私は8年始球式をやっているんだけど、毎年期待するっていって、秋になったらまた来年みたいなね」と優勝から遠ざかるチームに辛口エールを送った。