ソフトバンク4番デスパイネ外野手のバットが勝負を決めた。0-0の6回。2死一、二塁の場面で玉井の直球を右前にはじき返す先制タイムリー。「コンパクトにスイングができたし、チャンスで走者をかえせてよかった」。

乱打戦を制した前日1日の西武戦(メットライフドーム)では2本塁打を含む4安打4打点。同僚グラシアルが不在の中、正念場の8月に打撃上昇の気配だ。「(打撃の)調子が上がっているので大事にしたい。何とか踏ん張って勝ちたい」。2戦連続して殊勲の活躍にさらに気を引き締めた。