右ひじ周囲の筋肉の張りで1日に登録を抹消され、ファーム調整中の巨人山口俊投手(32)が4日、川崎市のジャイアンツ球場で離脱後初のブルペン投球を行った。

キャッチボール、ダッシュメニューを消化後、屋外のブルペンへ向かった。立った捕手を相手に12球、膝立ちの捕手へ4球、直球のみ計16球を投げ込んだ。「順調です。今日は予定になかったですけど、感じがよかったので。(患部の違和感は)全くないです」と手応えを示した。

今後は2度のブルペン投球を経て、最短で1軍登録可能な8月11日ヤクルト戦(東京ドーム)での復帰を目指して調整を続ける。「もう全然問題ない。あとはしっかりブルペンで放れれば。よりいい内容にできるようにやりたい」と万全の状態での復帰を見据えた。