日本ハム栗山英樹監督が難病と闘う少女を激励した。

試合前の時間を利用して、帯広市内の病院を訪問。脊髄性筋萎縮症のため入院している帯広養護学校高等部2年の蔵原夢実さんと交流した。

昨年、蔵原さんから栗山監督宛てに手紙を送ったことがきっかけで交流が始まった。年に1度の帯広での公式戦を前に、再び蔵原さんから手紙をもらった栗山監督が足を運んで対面が実現した。

病室には昨年10月にサイン入りユニホームと一緒に返信した手紙が飾られていたという。栗山監督は「元気になるように(我々も)頑張るからね」と声をかけた。球場に戻った後も「本当に、頑張らなきゃな。我々は元気に野球がやれることに感謝して。あれだけ頑張っている人(蔵原さん)がいるんだから」と残り1カ月となったペナントレースへ気持ちも新たにしていた。