阪神先発の青柳晃洋投手(25)は4回3安打無失点でマウンドを降りた。

9勝目を目指し、毎回、走者を背負ったが、粘りの投球。2回1死満塁の場面では9番高橋を三ゴロに打ち取り、併殺でピンチを切り抜けた。

4位のチームは、逆転CSに向けてシーズン残り4試合全勝が絶対条件。矢野監督も総力戦の姿勢を強調している。青柳は1点リードの4回2死一、二塁で打席が回ってきたが、代打原口が送られて交代となった。

自身初の2桁勝利まであと2勝に迫っていたが、この日の登板に向けてはチームの勝利を最優先に考え「長いイニングというより、いつ代わっても悔いがないように」と話していた。

5回からの2番手には、22日DeNA戦で初リリーフしたガルシアが2戦連続のマウンドに上がった。