187センチの長身右腕、嘉陽宗一郎投手(23=トヨタ自動車)は、その高身長から振り下ろす角度ある球で奪三振が狙える投手だ。

亜大4年時も最速147キロ右腕として、ドラフト候補に挙がったが指名漏れ。その経験もあり、以降は「直球を生かすためには緩急だと思った」と、それまで使用頻度の低かったカーブを取り入れ、緩急ある投球術を身につけた。「ベストを尽くして(プロに)行けたらいいなと思います」。

制球力にも定評があり、成長した今、夢をたぐり寄せる。