広島一岡竜司投手(28)はダイナミックフォームで復活を目指す。

今季は中継ぎで勝ちパターンの一角を担うも、下半身のコンディション不良により途中離脱。8月12日巨人戦を最後に1軍に戻ることはなかった。「下半身をケガしたからといって、縮こまらず、もっと使えるように。周りからみても打者に向かっているなというのが出せたら。無駄のない動きにはしたいですけど、ダイナミックさも出したい」。

5日に大野練習場でブルペン入り。投球の回転数などを計測できる「ラプソード」を使用し、2段モーション気味のフォームを試すなど、45球を投げ込んだ。「いろいろパターンはある。(理想は)1日1日同じフォームで、同じ調子で投げられるように。今は悩んでいい時季だと思う。秋にしかできないことをいろいろやりたい」。試行錯誤を重ね、実りの秋にする。