巨人山口俊投手(32)が18日、都内で会見を行い、今オフにポスティングシステムを利用しての大リーグ移籍を目指すことを表明した。

一問一答は以下の通り。

-夏ごろにどういった言葉で原監督に申し出たか。それに至った決断の理由は

「まだ僕自身正直シーズン終了後という時期までは来シーズンについて特にそういう考えはなく、ジャイアンツの優勝、チームのリーグ優勝日本一に向けてプレーしてきたつもりです。その中で日本シリーズ終了後にあらためて監督と話をさせていただき、監督からのすごい熱いお言葉もいただきましたし、僕自身本当に最後の最後まで心揺らぐことはありました。ただ先ほど言いましたけど、僕自身この先の野球人生、年齢を考えてもやっぱり夢、挑戦というところで、まだまだやっていきたいなという思いが勝りまして、プレミアの台湾出発前、沖縄のときに原監督、球団の方に委託させていただきました」

-メジャーリーグはどういった存在でどんなイメージがある

「もちろん日本の野球よりも世界最高峰の野球だと僕は感じてますし、やっぱりまた違った環境の中で自分がどれだけ対応できるのか、また今後の自分の野球人生においてもすごく大きな勉強になると思っているんでそういうのを含めて僕自身、野球人としてもアメリカに挑戦したいなという気持ちが強いです」

-実際にいつ頃から現実的にメジャーリーグは見えてきた

「明確には、ちょうどドラフト、横浜ベイスターズにドラフトでとってもらった時ぐらいから、将来的にはそういうアメリカという舞台で野球ということをチャレンジしたいなという風には、少なからず思い描いたというのはありました」

-メジャーの舞台で投げる時には、どういう配置だったり球種を含めて、何で勝負したいか

「何でしょう。まあ、この先どうなるか分からないですけど、これからいろいろとやっていくなかで、またその新たな自分を探していかないといけないですし、その時によって変わるのかなと思ってます」。

-球団初のポスティングでのメジャー挑戦。容認されたことについては

「読売巨人軍の関係者のみなさま、原監督、チームスタッフ、チームメートの方々に感謝しかない。その中で僕も3年間ジャイアンツでプレーさせてもらって、温かい声援を送っていただいたファンの方にも感謝申し上げたい」。