阪神が来季新外国人候補として、大リーグ通算92本塁打でエンゼルスからFAとなっているジャスティン・ボーア内野手(31)の獲得調査を進めていることを25日、認めた。

谷本球団副社長兼本部長は「リストにはおりますし、いい選手とは分かっています。詳細の調査をしている段階」と話した。同選手は長打力が持ち味の左打ちスラッガー。15年にシーズン23本塁打、17年には同25本塁打を記録。今季はエンゼルスで52試合出場で8本塁打だったが、1発を秘めた長打力は魅力だ。阪神は今季リーグ5位の94本塁打、同ワーストの538得点に終わった打線の強化が課題の1つとなっており、契約合意となれば、大きな戦力となりそうだ。

◆ジャスティン・ボーア(Justin Bour)1988年5月28日生まれ。米ワシントンDC出身。MLB通算92発を誇る左のスラッガー。14年にマーリンズでメジャーデビュー。15年に同球団で129試合出場し23本塁打。17年には25本塁打を記録するなど18年まで4シーズン連続2ケタ本塁打。今季はエンゼルスでプレーした。18年には193センチ、122キロ。右投げ左打ち。