オリックスは27日、東京都内の野球殿堂博物館で「ローソンチケット スピードアップ賞」の授賞式で2年連続のチーム表彰を受けた。

レギュラーシーズンにおいて、最も平均試合時間(9回試合のみ)が短かったチームが贈られる賞で、オリックスは3時間13分を記録。森川秀樹球団本部長(59)が、チームを代表して記念トロフィーを受け取った。

森川本部長は壇上で「今年のオリックスはスピード感を重視した“超攻撃野球”というキャッチフレーズで戦いました。結果は最下位で不本意に終わってしまいましたが、観客動員面では前年比で108%、1試合平均で約2000人弱のお客様が増えた。グラウンド上でのスピーディーなプレー、こういったものもファンを魅了する大きな要素だと思っています。来年も、この賞の趣旨を理解してスピード感のある、そして最後まで優勝争いに加わることができるような強い野球。その2つが両立できるように努めたい」とあいさつ。

チーム一体となって、最下位だった今季からの巻き返しを図る。