巨人原辰徳監督(61)が27日、都内で「ニッポン放送 ショウアップナイターカンファレンス2020」のトークショーに出席し、連覇を目指す来季に向けて、打線は「1番」「5番」をポイントに挙げた。

今季は2番坂本勇、3番丸、4番岡本を軸にリーグを制したが「1番と5番が固まれば非常に落ち着いた攻撃陣になる」と期待した。1番はベテラン亀井の72試合が筆頭で、5番は大城39試合、亀井38試合、阿部35試合と固定できなかった。5番候補には新外国人のヘラルド・パーラ外野手(32=ナショナルズFA)も獲得し、打線の厚みを求めていく。

今季15勝を挙げた山口が大リーグ移籍を目指す中で「山口以上のピッチャーをつくりますよ」と宣言。「強い先発ピッチャーをそろえることが大事。今年は繕いながらやりましたけど、来季は自立した何人かのずぬけた選手とチームをつくりたい」と理想に掲げた。