NHKにも朗報だ。来年度前期の連続テレビ小説「エール」で、俳優窪田正孝が演じる主人公(古山裕一)のモデルとなっている作曲家古関裕而氏が、球界の功労者をたたえる野球殿堂入り(特別表彰)の候補者に入ったことが3日、発表された。

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作曲家古関裕而氏の作品は「栄冠は君に輝く」「六甲おろし」「闘魂こめて」など、誰でも知っているようなスポーツシーンを彩る応援歌が多い。

気品があり、聴く人に元気を与え、力がわくような曲が中心。一方で、戦後の人気ラジオドラマや映画の「君の名は」「鐘の鳴る丘」などヒット歌謡曲も多い。

昭和の音楽史を代表する作曲家で、全作品数は5000曲ほどあると言われている。