阪神青柳晃洋投手(25)が5日、兵庫・西宮の球団事務所で契約を更改を行い、今季年俸1200万円から1800万円増の3000万円でサインした。

プロ4年目の今季は25試合に先発し、キャリアハイの9勝に到達。開幕からローテーションを守り、西勇輝投手(29)の10勝に次ぐチーム2位の勝利数を挙げた。プロ初完封も記録し、イニング数も143回1/3を投げて自身初の規定投球回に達した。「(首脳陣に)使ってもらって、すごくいいシーズンになった」と、飛躍の今季を振り返った。

秋季キャンプでは山本昌臨時コーチ(54)から新球シンカーを教わり、実戦でも手応えを感じていた様子。今季は対右打者の1割9分3厘に比べ、左打者には3割3分2厘と打ち込まれたが、習得すれば大きな武器になりそうだ。2年連続の活躍へ「来年また、今年以上の活躍をしないといけない。イニングも伸ばしたいし、2桁に(勝ち星が)1個届かなかったので、来年は絶対に2桁勝利したい」と話した。(金額は推定)