オリックス松井雅人捕手(32)が6日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2800万円でサインした。

7月2日に中日からトレードで加入。24試合出場の打率1割9分4厘だった。パ・リーグでの新天地1年目を「(投手が打席に立ち)打線の切れ目がセ・リーグはどうしてもある。パ・リーグはそこがない分、抑えるところを抑えないとどうしてもつながってしまう」と振り返った。捕手陣は若月が138試合でマスクをかぶったほか、伏見の30試合、山崎勝の24試合と続く。出番を増やすべく奮闘するつもりだ。「チームとしては絶対にプロ野球をやっている以上、優勝を目指さないことはない。いま若月がメインでいっている。個人としては、とにかく試合に多く出ること。出た試合で勝つことです。その積み重ねだと思います」と気合を込めた。(金額は推定)