東京6大学野球の東大は7日、東京・港区の明治記念館で創部100周年記念式典を行った。約500人が出席。東大からプロに進んだ5氏も駆け付け、一緒にステージに上がった。

横浜(現DeNA)、日本ハムでプレーした松家卓弘氏(37)は現在、郷里の香川に戻り、高松西で社会科の教師をしながら野球部長を務めている。「人をどう育てるか。東大野球部での経験を生かせればと思います」と話した。

日本ハム宮台康平投手(24)は式典に1時間ほど遅れて到着。「今日、仮免を取っていたので遅くなりました」とあいさつし、笑いを起こした。さらに「(プロ)3年目が勝負。なんとか期待に応えたいと思います。東大野球部は、どうしても実力的には下ですが、勝ちたい気持ちは誰よりもある。後輩たちも、強い気持ちを持って目の前の1球に全力で向かって欲しい」と決意表明とともに、エールを送った。