今夏の全国高校野球選手権2回戦の習志野戦で、山形県勢初の2打席連続本塁打を放った鶴岡東・丸山蓮外野手(3年)が、東都大学リーグ1部の立正大に合格したことが11日、明らかになった。丸山は「新しい環境で野球ができるので、新たな気持ちで臨みたい」と笑顔を見せた。

立正大は09年秋をはじめリーグ優勝2回、明治神宮大会も2度制覇するなど戦国東都で奮戦。OBには元西武西口や日本ハム武田勝、現役では楽天小郷、DeNA伊藤らがいる。

丸山は3歳上の兄・大(亜大3年)に憧れ小2から野球を始めた。甲子園に出場した兄の勇姿をスタンドから見つめ、鶴岡東進学を決意。常に背中を追い続けてきた。投手としても140キロ超える逸材は「(亜大の)兄と対戦するためにも、1年生から出られるよう頑張りたい」と抱負を口にした。