ヤクルト塩見泰隆外野手(26)が16日、都内の球団事務所で契約更改に臨み、今季の推定年俸950万円から「少し上げてもらいました」と明かした。

プロ2年目はイースタン・リーグで74試合に出場。16本塁打を放ち、打率3割1分をマークした。1軍でも昨季よりも多い45試合に出場したが、なかなか安打が生まれず苦悩した。「メンタルや考え方を意識してやっていきたい。(プロに)入ってきてから、1軍の公式戦だけ打てない。1軍でも同じメンタルでやれるようにしたい」と話した。

外野手の定位置争いでは、山崎が「レギュラー争いはおこがましいですけど、最終的におじさんを蹴散らせるように」と宣戦布告した。それを知った同い年の塩見も「(山崎)晃大朗がビックマウスをしていたけど、僕も頑張りたい。あいつには負けたくない。一緒に守れたらいいですけど」。

来季の目標については「やるからには、3割を打ちたい。30盗塁も目指したいです」。レギュラー争いに割って入る。