ヤクルトが、2軍本拠地の戸田球場に観客席を増設することが20日までに決定した。

外野部分に約250人を収容するスタンドを設置する方針。戸田球場は、台風19号に伴う雨で荒川が増水した影響を受け水没。用具が流され、電光掲示板も故障するなど大きな被害を受けたが、11月から部分的に選手が使用できるようになっている。

来年1月に同所で行われる予定の新人合同自主トレには、ドラフト1位の星稜・奥川恭伸投手(18)ら6選手が参加。例年よりも多いファンが訪れる可能性が高く、以前から観客席を増やすプランはあったが、球団幹部は「奥川くんが入団するタイミングでもあるので」と明かした。