NPB12球団ジュニアトーナメント(27~29日・札幌ドーム)に出場するヤクルトジュニアを21日、衣笠剛球団社長が激励した。

埼玉・戸田球場でDeNAジュニアとの練習試合を2試合行い、1試合目は6-0、2試合目はタイブレークの末に4-3で勝利した。

視察に訪れた衣笠社長は「2連勝で、札幌に向けて弾みのつくいい内容でした。今年8月の結団式から見ていて、成長を感じます。今日改めて、野球の技術もチームワークもよくなったなと強く感じました。16人のチームで、頑張ってください」と選手たちへメッセージを送った。

トーナメント初戦では、昨年の同大会で敗れた西武ジュニアと対戦する。チームを率いる度会博文監督(47)は「西武ジュニアにリベンジしたい。飛び抜けた選手はいませんが、みんなでつなぐ打線。なんとか1点を取って、みんなで1つのアウトをとる野球をしたい」と話した。

目標は、05年の第1回大会以来となる優勝。今年は球団創設50周年の節目でもあり「悲願の優勝をしたい。優勝して、球団の50周年に花を添えたい」と意気込んでいた。