昨日の友は今日の敵-。 ソフトバンク柳田悠岐外野手が「盟友退治」に自信を見せた。今オフはメジャー挑戦を断念し、7年契約を結んだ。

一方で、同い年でプライベートでも仲のいい福田が国内FA権を行使し、ロッテに移籍。全く別の道を歩むことになった。

福田の移籍には「さみしいですが、プロ野球の世界なので、そういうものもある。敵なので絶対負けないようにしたい」。ロッテとは来年3月20日の開幕戦で激突する。「ずっと(福田とは)そういう話をしてきた。まずはケガなく開幕に立てるように。そして、きっちり勝ちたい」。11月に右肘を手術し、リハビリ中で完治を一番の目標にしているが、盟友対決の勝利に気合は十分だ。

“福田対策”もバッチリだ。「秀平シフトを敷いてヒットの打球をアウトにしたい。秀平のデータは全部(頭に)入っているので」とニヤリ。容赦なくたたきのめす。