今季限りで阪神を退団した鳥谷敬内野手(38)が30日、カンテレ「こやぶるSPORTS 大忘年会SP」(関西ローカル)に出演し、将来の監督就任や後輩藤浪についても語った。

司会の小籔千豊から将来的な監督、コーチ就任について問われると「阪神がとかは関係なしに、あまりそこを目指してやってきていない。その時が来てみないと分からないですけど、今はどうしたいとかはないですね」と苦笑い。ファンからの「阪神に戻ってきてほしい」との声を紹介されると、「当然、自分が決めれることではない。声をかけてくれればうれしいですけど」と話した。

「阪神で1番ぶるっとした瞬間」についてはプロ初安打をあげ、「1番ぶるっとした選手」はマートンをチョイス。移動バスで隣だった時、試合後にペットボトルを持って野球の動作をしていたことを明かし「こんなに野球と向き合える人がいるんだな、すごいなと思いましたね」と振り返った。

虎の後輩に対しては「最後まで自分を信じて頑張ってやっていく選手が阪神というチームでは残っていく。自分をしっかり持ってやってくれたら」とエール。ここ数年思うような成績を残せていない藤浪に向けては「阪神の仲間でもあるけど、日本球界の宝でもある。自信を持ってやってほしいなと思います」と力を込めた。