巨人田口麗斗投手(24)が7日、広島市内のJR西日本広島総合グラウンドで自主トレを公開した。

ダッシュやキャッチボールを始め、ノック、ティー打撃など約3時間汗を流した。初の単身トレーニングに「難しさしかないと思います正直。自分で自分を鼓舞しないといけないし。そのぶん責任っていうのもやっぱりあるんで。人のせいに絶対できない環境で自分自身が責任もたないと。自分の責任なんでね全部」と並々ならぬ熱量で臨んだ。

「レブナマスク」を取り入れた。呼吸に抵抗をかけるためのマスクで心肺機能を高める効果がある。キックボクサーの那須川天心が使用しているのをツイッターで見かけ即購入した。「呼吸、心肺の機能もそうですし、例えば投げる時とかにつけると、どういう呼吸をすれば一番力が入りやすいっていうのが逆によくわかると思うんで。そういう意味ではトレーニングにもなるし、自分の投球の術を磨く引き出しになるのかなと思ってやってますね」と説明した。

昨季は2先発含む55試合に登板。勝ちパターンからロングリリーフまでフル回転した。「(先発と中継ぎ)どっちもできるようにするっていうのが現状というか、自分のやるべきことなのかなと思ってるんで。器用に両方やるっていうのは甘くないよって思われるかもしれないですけど、そこを追求してやっていきたい」と力を込めた。