阪神は10日、西宮市内の球団事務所で今年1回目のスカウト会議を行った。今秋のドラフト会議で上位指名が予想される選手や注目選手を各スカウトが報告、約150人をリストアップした。

昨秋ドラフトでは1位の西純ら甲子園のスター選手を多く指名したが、畑山統括スカウトは「(今年の指名方針は)これからチーム状況などを確認してから」と説明。前回の佐々木朗希(ロッテ)のような目玉選手は少ないが「高校生はこれから伸びてくる。そういったところをしっかりチェックしてほしい」と各スカウトに伝達。好素材を見逃さない態勢で準備する。