広島新外国人テイラー・スコット投手は、昨年阪神でセットアッパーを務めたジョンソンから金言をもらった。

カブス時代の同僚で「落差があるスライダーは日本の打者は対応しにくいのではないか。必要なときに内角に切り込む球を見せることも有効」と助言された。自身もスライダーを得意とし、「70試合登板」を目標に掲げる。

◆テイラー・スコット 1992年6月1日生まれ、南アフリカ・ヨハネスブルク出身。11年ドラフト5巡目でカブスと契約。今季マリナーズでメジャー初登板し、シーズン中にオリオールズへ移籍。今季は13試合に登板して0勝0敗、防御率14・33。日本球界初のアフリカ出身選手となる。190センチ、84キロ。右投げ右打ち。