阪神の新外国人、ジャスティン・ボーア内野手(31=エンゼルス)とジェリー・サンズ外野手(32=韓国・キウム)が29日、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。

同席した谷本球団副社長兼本部長は「左と右打ちの違いはありますが、2人とも非常にパワーがあり、長打を広角に打てる。一方で選球眼もよく、四球も選べるところを高く評価しております。20年の阪神タイガースの長打力、得点力のアップに多大な貢献をしてくれると期待しています」。阪神は19年リーグ5位の94本塁打、同ワーストの538得点に終わっただけに、打線強化への期待を込めた。

谷本副社長は「これで『5J』がそろいました」とも。新外国人ジョン・エドワーズ投手(32=インディアンス)とジョー・ガンケル投手(28=マーリンズ3A)、さらにジェフリー・マルテ内野手(28)も含めて、5選手の頭文字が「J」。虎の命運を握る「5J」に注目が集まる。