阪神梅野隆太郎捕手(28)と西勇輝投手(29)が31日、沖縄のチーム宿舎で「ウル虎の夏2020」で着用するサードユニホームをお披露目した。今年で8年目となる恒例の夏イベント。チームカラーのイエローを基調とし、ダイヤをちりばめたデザインで、「勝って笑ってダイヤのように光り輝けるように」という願いが込められた。

モデルを務めた梅野は「久しぶりにユニホームを着て、身が引き締まる思い。やってやろうという気持ち」と表情を引き締めた。昨年の「ウル虎の夏2019」では、6試合で18打数6安打で打率3割3分3厘、4打点。好相性だっただけに「野球選手はこれが制服。どのユニホームを着ても身は引き締まるけれど、相性のいい色でまた戦えるのはうれしく思います」と話した。チームを引っ張る選手会長として「けがなくしっかり戦っていける準備をして、キャリアハイを目指して頑張っていきたい」と語った。

昨年の「ウル虎の夏」に登板がなかった西勇も「すごく色が映えていて、球場の雰囲気に合ってると思う」と笑顔。阪神に移籍して2度目の春季キャンプに向けて「基本的にやることは変わらない。しっかり自分自身が向上していけるような1カ月にしていきたい」と意欲を示した。

◆ウル虎の夏2020 7月7~9日の巨人戦と、7月10~12日のDeNA戦の計6試合(いずれも甲子園)で開催する。同イベント用のサードユニホームは、4月17日からの中日3連戦(甲子園)でも披露を兼ねて着用する。