ロッテの新外国人、フランク・ハーマン投手(35)とジェイ・ジャクソン投手(32=ブルワーズ)が31日、春季キャンプ地の沖縄・石垣市で入団会見を行った。

ハーマンは昨年まで楽天、ジャクソンは18年まで広島でプレーしていた。井口資仁監督(45)は「補強ポイントだった中継ぎというところに、日本での実績がある投手2人が加わってくれたのは非常にうれしい」とコメント。ロッテでも、ともにリリーフとしての活躍が期待される。

今季の目標として、ハーマンは「投げた試合をしっかり抑えたい。すばらしいリリーフ陣を敵チームから見ていたので、そんな彼らを自分が引っ張れるように」と掲げた。ジャクソンも「目標は優勝、そのためにここにいる」と頼もしく話した。

会見前の練習では、ペアになってキャッチボールを行った。「キャッチボールで相手の球の印象は?」「メジャーでもプレーした井口監督の印象は?」などの質問に、2人が同時に楽しそうに話し出すなど、記者会見というより、さながらトークショー。早くも名コンビの空気を醸し出す2人は「監督の起用に応えて、2人で頑張っていきたい」と気持ちを1つにしていた。