ウル虎パワーで夏場克服だ! 阪神梅野隆太郎捕手(28)が、恒例イベント「ウル虎の夏2020」で着用するサードユニホームの発表で西勇と一緒にモデルを務めた。今年は7月7日からの甲子園6連戦で行われ、黄色を基調とし、ダイヤをちりばめたデザインで「勝って笑ってダイヤのように光り輝けるように」という願いが込められた。梅野は「ウル虎」と好相性で、昨年はこのイベントが行われた全6試合で18打数6安打、打率3割3分3厘、4打点と光り輝いた。「どのユニホームを着ていても身が引き締まるけど、また相性のいい色で戦えることはうれしく思います」。

ただ、昨年の月間打率を見ると、7月は2割4厘、8月も月別ワーストの1割7分5厘と夏場の失速が目立った。前半戦の終盤という大事な時期にあたるだけに「このユニホームを着ていつもと違った雰囲気でできる。(調子が)良ければ継続できるように、悪ければまた心機一転入れなおせる。大事なポイントになる」と約5カ月先を想定した。

いよいよ春季キャンプがスタートする。「けがなくしっかり戦っていける準備をする。またキャリアハイを目指して頑張っていきたい」。梅野の闘志は夏のように燃えている。【只松憲】