巨人阿部慎之助2軍監督が、育成3年目の笠井駿外野手に特守を課した。

走者を得点圏に置いた9回の中前打でチャージがなかったことを指摘。「1点差で負けていて、もう1点もやれない場面。安全に捕球するよりも、勝負に出ないと。できないんだったら練習をするしかない」と、試合後に約300球のノックでチャージの練習を繰り返した。

1時間超に及ぶ特守の最後は自らバットを手に取って若手と対峙(たいじ)した。