高校の卒業式のためにチームを離れ、3日からは2軍で練習していたロッテ佐々木朗希投手(18=大船渡)が6日、1軍の全体練習に再合流した。

初めてZOZOマリンのブルペンで投球。捕手を座らせ、真っすぐだけで5分間、気持ち良く腕を振った。井口監督も「良い球を放ってました。久しぶりに見ましたけど(笑い)。またしっかりと調子を上げてくれれば」と期待を込めた。

吉井投手コーチは今後の具体的なプランについて「もう1回、直球だけのピッチングをしたいと思っていて。野球をやったことのない人には分かりにくい表現なんですけど、マウンドでの感じがコンフォータブル(快適な)であれば、変化球を投げていきたい」と説明。次のステップが近いことを示唆した。すべてを順調にクリアしていけば、打者に投げるのは今月下旬のフリー打撃になる見通しだ。【千葉修宏】