昨夏の甲子園準V右腕、ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(18=星稜)が球児を思いやった。

「かわいそうです。せっかく頑張って決まったのに」。初めて聖地に立ったのは2年の春だった。「センバツはセンバツの楽しさがある。出た方がいい。意味はあります。上を目指す選手はアピールの場になるし、初出場の高校とかだといい思い出になる」。出場権を得ていた星稜の後輩とは卒業式で激励していた。「難しいけど切り替えて、みんなには夏出てほしい」。

11日に初めてブルペンで座った捕手に投げた。次回は中2日で14日を予定している。