阪神西勇輝投手(29)が16日、オリックス山岡泰輔選手(24)とともに「日本財団子どもサポートプロジェクト」の意志に賛同して同財団に寄付することを発表した。西勇は自身が昨年12月に実施した「チャリティートークイベント」の収益金から経費を差し引いた金額の200万円、山岡は50万円。

同プロジェクトは子どもの貧困対策や難病支援を行っており、西勇は昨年に続く2年連続。今回は古巣オリックスで元チームメートの後輩山岡も賛同し、2人合計で250万円を寄付する。

西勇は「自分も子どもがいるので、何かお手伝いしたいなと。微々たる金額ではありますけど、寄付をしたいと思いました」と経緯を説明。続けて「自分にできることは小さな事かもしれませんが、しっかり本業の野球で結果を残し、こういった取り組みを発信していくとともに、チャリティーイベントも継続していきながら、長いスパンで寄付を続けていけるようにしたいです。また、今年は山岡選手も賛同してくれて一緒に取り組めるということで非常にうれしく思います。こういった活動を、もっと広げていきたいと思います」とコメントした。

右腕は古巣オリックス時代の11年から日本赤十字社への寄付活動も継続している。昨年11月には、これまでの社会貢献活動が評価されて球団から「若林忠志賞」にも選ばれた。同賞は継続的に社会貢献活動やファンサービスに取り組み、野球人として優れた見識を持つ選手を表彰するもの。