ソフトバンク工藤公康監督が、20日からの練習試合を若手サバイバルの延長戦と位置づけた。

「幻の開幕」を翌日に控え、ペイペイドームで全体練習を行い「今のメンバーで開幕を迎えるわけではない。若手選手には引き続きしっかり競争して結果を残してもらいたい」と開幕1軍争いの延長として練習試合を行うと強調。現状では、複数ある日程案のうち最短の4月10日に開幕を想定し「今月末の楽天戦(29日)が終わるときにはある程度絞りたい」と加えた。20日からのロッテ、オリックス、楽天との8試合がふるい落としの対象で、アピールを希望。先発ローテーション投手の見直しも若干ありそうだ。

森ヘッドコーチも、2軍調整中の内川、柳田について「最終段階という報告がきている。2人が1軍に入ってくれば、競争もまた激しくなる」と歓迎した。投手、野手とも気が抜けない戦いが繰り広げられる。