コロナ禍は侍ジャパンU18にも大きな影響を及ぼしている。アジア野球連盟はU18アジア選手権を9月6日から12日に台湾・高雄市で開催することに意欲を見せている。だが、日本代表は4月3日から3日間で予定されていた代表候補合宿が中止になり、その後の活動は止まっている。今年からU18代表監督となった明徳義塾の馬淵史郎監督(64)も「それ以降まったく進展していない」と話す。

 招集のメドが立たず、海外への渡航も厳しい状況だ。日本高野連関係者も「大会が開催しても、日本としては参加できないだろう」と話し、不参加の可能性が高い。同大会は来年のU18ワールドカップ(W杯)の予選も兼ねている。