阪神の開幕ローテーションを競う2人のベテランは、ともにアピール成功とはならなかった。

先発した岩田稔投手(36)は球が浮く場面が目立ち、3回には先頭中村奨に被弾した。速球をとらえられ、左翼へ大飛球を運ばれた。この日は3回2失点だった。

3番手で登板した中田賢一投手(38)は6回こそ3者凡退だったが、7回に1失点。3連打を浴びて打ち込まれる場面もあった。8回は再び3者凡退にまとめて、この日は3イニング1失点だった。

ともに先発枠を目指すが、アピールを欠いた。