左アキレス腱(けん)断裂から240日ぶりに実戦復帰した巨人野上亮磨投手(33)が、2回1安打無失点と好投した。

昨年10月20日のフェニックス・リーグの韓国・ハンファ戦で負傷し、同月末に手術して以来の実戦マウンド。初回に先頭の渡辺佳に右前打を浴びたが、続く南の投ゴロを冷静に処理し併殺とするなど復活を印象づけた。「今日の登板を迎えられたのはトレーナーの皆様のおかげです。本当にありがとうございました。予定していたイニングを投げ切れて、とりあえずはホッとしています。今後、もっと状態を上げていけるように頑張ります」と力を込めた。