13年のデビューから、連続無敗記録の更新を続けていた日本ハムの“負けない左腕”公文克彦投手(28)に、183試合目でついに黒星がついた。

1-1の8回から、6番手で登場。1死二塁で宗を一ゴロに仕留めたかに見えたが、公文のベースカバーがわずかに遅れて内野安打に。さらに二盗を許して二、三塁で、4番吉田正を迎えた。

カウント1ボール2ストライクと追い込んでからの6球目だった。外のスライダーで投前に打たせたゴロの処理を誤り、三塁走者の生還を許した(記録は野選)。重なった、まさかのミス。5試合連続無失点中だった背番号49にとって、悔やまれる結果となった。

▼8回に6番手で登板した公文が通算183試合目でプロ初黒星。13年から続いた、自身が持つ初登板からの連続無敗記録がストップした。ちなみに「初登板から」の条件を外した連続記録でも、97~04年柴田(ダイエー)235試合、09~14年小林正(中日)188試合に次ぐ歴代3位の長さだった。