プロ初先発初登板したヤクルトのドラフト2位ルーキー右腕吉田大喜投手(22)は、2回1/3を被安打9の5失点、65球で降板した。

父英樹さんが大阪で営むスポーツ用品店「スミレスポーツ」のグラブでマウンドに上がった。

初回は制球が安定せず、1死二、三塁で4番鈴木誠にカーブをとらえられ、2点を先制された。

2回は無失点で切り抜けたが、3回は菊池涼のソロ本塁打を含む4連打を浴び1死一、二塁の場面で交代した。

ベンチに戻ると高津監督に声を掛けられ、帽子を取って頭を下げていた。「初登板でしたが、緊張は思ったよりしませんでした。内容は少しストライクゾーンに集めてしまい、追い込んでからのフォークボールがしっかりコントロール出来ませんでした。早いイニングでマウンドを降りてしまいチームに申し訳ない気持ちです」とコメントした。