ソフトバンク柳田悠岐外野手(31)が12日、6、7月度のパ・リーグ打者部門で「大樹生命月間MVP」を受賞した。柳田は18年5月以来、6度目の受賞となる。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開幕が3月から6月へ延期されてスタートした今季、6、7月は打率3割7分9厘、10本塁打、26打点の大活躍。特に7月は月間日本タイ記録の32得点。6、7月の37試合で38得点をマークした。

また37試合中、35試合で出塁を果たし、出塁率は5割6厘とチームへの貢献度も高かった。38得点、47安打、4三塁打、92塁打、打率、出塁率、長打率(7割4分2厘)の7部門でリーグトップの成績を収めただけでなく、14本の殊勲安打(先制打7、同点打4、勝ち越し打2、サヨナラ打1)を放つなど、チャンスでの強さも発揮した。

柳田はオンライン会見に臨み「運が良かった。体のコンディションが良かったのも一番だし、お客さんが入った試合(7月10日楽天戦、ペイペイドーム)のサヨナラホームランが印象に残ってます。月間MVPは年に1回取りたいと思っているのでうれしい」と言葉を弾ませた。

表彰式は8月26日オリックス戦(ペイペイドーム)前に行われる。大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィーが贈られる。