阪神高卒2年目の19歳小幡竜平が「8番二塁」でプロ初先発し、勝利に一役買った。

守備は再三のゴロを無難にさばき、5回にはダイビングキャッチを試みるハッスルプレーも。4打数ノーヒットだったが、敵失で出塁した7回に木浪の適時打で生還して初得点するなど、2得点を挙げた。「(スタメンが)来たかって感じでした。気持ちの準備はしていました」と初々しくコメント。阪神10代野手のスタメンは、中谷が2年目の12年10月5日ヤクルト戦(甲子園)に出場して以来、8年ぶりだった。プロ初ヒットについては「欲しがると出ないと思う。凡打の内容を良くしていったら、結果が出てくるんじゃないかな」と冷静だった。

阪神矢野監督(初先発の小幡について) 積極的に打席でもどんどん打ちにいってましたし。(5回郡司の)タイムリーになったセンター前に落ちたヤツも、本当にすごい勢いで追いかけてもうちょっとで捕れるのかなというところまでいった。本当に小幡らしさというのはしっかり出してくれましたし、見ていて気持ちいい、すがすがしいプレーをしたと思います。