高卒2年目の阪神小幡竜平内野手(19)が、出場4試合目でプロ初安打を放った。阪神で10代野手の安打は97年浜中治以来、23年ぶりの快挙となった。

前日に続きプロ2戦目のスタメン。3回の第1打席は空振り三振に倒れたが、5回1死で迎えた第2打席、柳の外寄りのシンカーを打ち返すと、打球は中前で弾んだ。うれしいプロ初安打に、観客も大きな拍手で喜んだ。

青柳が犠打を決め二塁に進むと、近本の中前打で一気に本塁生還。中日与田監督がリクエストを要求する際どいタイミングだったが、持ち前の俊足を生かし、最後は気迫ののスライディングで4点目をもぎとった。

2点を追う4回には、ビシエドの痛烈な打球をジャンピングキャッチで好捕。フレッシュな戦力が攻守で存在感を見せた。