約1年ぶりの先発マウンドに上がった楽天辛島航投手(29)が左ふくらはぎをつり、4回途中52球3安打無失点で緊急降板した。

0-0の4回2死。日本ハム近藤への初球、内角ボールを投じた後、足に違和感を覚えた。捕手からのボールを受け取らず、左膝に左手を置き、気にするそぶりを見せた。ベンチから伊藤投手チーフコーチとトレーナーが駆け寄った。トレーナーとともに辛島はベンチ裏へ下がり、2番手酒居がコールされた。

昨季チーム最多の9勝を挙げた辛島は今季、中継ぎで開幕1軍スタートし13試合に救援登板。8月上旬から先発調整を行い、昨年9月14日オリックス戦以来の先発登板だった。病院へは行かずに状態を見る。