阪神ドラフト6位の小川一平投手(23)が3日、1軍に合流した。「ファームに落ちる前は余計なランナーを出してから打たれてしまうことが多かったので、四球などで余計なランナーを出さないようにして、ゼロで抑えるピッチングをしたいです」。

13連戦が始まったばかりのチームで、フル回転を目指す。ルーキーイヤーの今季はリリーフ要員として開幕1軍スタートも、14試合の登板で13回を22安打15失点、防御率7・62。8月17日に出場選手登録を抹消されていた。

2軍では5試合に登板し6回2安打1失点、防御率1・50。「変化球の質が1軍で通用するレベルではなかったので、変化球の精度やキレにはこだわって取り組んできました。あとは、真っすぐもこだわっている球種なので、空振りの取れる真っすぐを練習から意識して投げ込んできました」と練習を重ね、1軍に再合流。代わって尾仲祐哉投手(25)が出場選手登録を抹消された。