DeNAは「記録に残らないミス」が響き、今季4度目の引き分けに終わった。2点リードの9回1死一、二塁、ピレラの中飛でタッチアップにより二走田中広が三塁進塁。二塁がガラ空きとなり、一走曽根にも二塁進塁を許した。

2死二、三塁から三嶋が菊池涼に同点の2点適時打を許した。二塁進塁がなければ1点で済んだ場面。ラミレス監督は「守る側も最善の判断をしたと思うが、結果として進んでしまった。広島がいいベースランニングをした」と振り返った。4時間47分に及んだ総力戦。指揮官は「間違いなく言えるのは、とても長い試合だったということ」と疲れ切った表情だった。