中日の平田良介外野手(32)が3回1死で巨人田口から左中堅フェンス直撃の二塁打を放ち、通算1000安打を達成した。1日の広島戦で王手をかけてから15打席無安打が続いていた。プロ野球307人目。初安打はプロ2年目の07年10月6日ヤクルト戦(神宮)で松井投手から記録している。平田は球団を通じて「とにかく打てる球だけを打とうと思って思い切り振りました。長い時間かかりましたが、これからも1本でも多くヒットが打てるように頑張ります」とコメントした。

平田は05年の高校生ドラフト1巡目で大阪桐蔭から中日入団。15年目の今季は1000安打まで残り17本でスタートしたが、開幕から打撃不振が続いた。右肘痛の影響もあり、7月20日に出場選手登録を抹消。2軍で調整を続け、8月23日に再登録されていた。