巨人原辰徳監督(62)が、1点差の接戦に勝利し、13年に死去した川上哲治氏に並ぶ球団最多の監督通算1066勝目をつかんだ。

「本当にまだ戦い半ばという中でね、どういう風に考えてもなかなか言葉って出てこなくて。まだまだ突っ走ってるってという、本当にそのことだけですね」と言った。

坂本勇人内野手に自身初の3打席連続本塁打が飛び出したが、大勝とはいかなかった。「苦しいゲーム。いつもなかなか、勝負って言うのは簡単にはいきません」。

「V9監督」に並ぶ1勝にも「感慨に浸るような余裕はないし、その気持ちっていうのは明日も変わらない。シーズンが終わると、また違った形で話というか言葉にできるかもしれないけど、今はまだ本当に突っ走ってる。その中でこういう数字に近づくことができたということですね」と次の1勝を求めていく。