巨人原辰徳監督(62)が、球団最多となる監督通算1067勝利を挙げた。「打撃の神様」で「V9」監督の川上哲治氏の1066勝を超え、球団に新たな歴史を打ち立てた。試合後、記念セレモニーがスタート。

一問一答は以下の通り。

 

-1067勝。と輝く率直に

野球の世界は1年1年が勝負で、いつでも真っ白い状態からスタートしてですね。まだ2020年も戦い半ばという部分において、常に新鮮な気持ちでいられるというのが率直な気持ちです。数字を見るとですね、先輩としてさんぜんと輝く神様。川上監督を何と言うんでしょうか。1つ超えられたと言うんでしょうか。信じられない気持ちでいっぱいです。いつでもフラットに自分が野球に取り組み、今日の勝負、今日の勝負をとりにいくという1年だけで積み重ねてきた。ですからこうして出来たのなかと思います。

-巨人というチームで歴代最多

もう私はジャイアンツしか知らない、と言う大変幸せな野球人だと思います。当然その中で厳しさも、悔しさも全て分かって、全てとは言いませんが、分かっているつもりではおります。常に挑戦という気持ちだけを今日まで持ったまま、そして明日も同じ精神状態でやっていくという風に思います。監督というのは、選手、そしてファン、みなさまのおかげを持って、現在こうやっていられる。常に感謝をして、感謝を勝利というものでお返ししたい。その一念でやっております。

-貫き通してきたことは

やっぱり勝つということにこだわることが大事。チームの和というものを作るのはやはり、実力至上主義で。選手の実力のある人をねぎらい、1軍に、そしてスターティングメンバーに。常に自問自答しながら、やっております。今後も変わらないと思います

-節目の勝ち星。今後は。

戦い半ばです。浸っている余裕はありません。こういうセレモニーを含めて、偉大な川上監督、大先輩の記録を少し超えさせていただいたことは、心の中の宝物にして、さらに明日へ挑戦していきたい。