巨人は「恐怖の7、8番コンビ」の活躍で逆転勝利した。1点先制された直後の2回は8番吉川尚が中前に同点適時打を放ち、同点に追い付いた直後の6回は7番大城が右前に決勝の2点適時打を運んだ。8回のダメ押し適時打を含め、3打点の大城は「上位にいいバッターの先輩たちがいますので、何とか下位が(チャンス)メークすれば得点につながる」と言った。

9月の月間打率は大城が4割1分7厘、3本塁打、吉川尚は4割5分2厘と下位打線が打線に厚みを生んでいる。原監督は「非常に恐怖の7、8番という感じがしますね。2人が束になっていい感じ」と評価。大城が先発マスクをかぶった試合は12連勝中で、指揮官は「インサイドワークを含めて、周りが良く見えるようになった。守りに関しては非常に成長している」と菅野の連勝を支えるリード面への信頼も増している。