ロッテが3連敗を喫した。決定力不足は深刻だ。奪三振能力の高い楽天松井に、初球から攻め5安打。粘って4四球をもぎとった。しかし5回までの走者9人は全て残塁。井口監督も「ポイントゲッターがことごとく三振では」と眉をひそめた。

敵地仙台での今季最終戦。12試合で楽天は打率3割1分8厘、78得点。対してロッテは2割1分5厘、35得点と、顕著な差が出た。25日からは2ゲーム差で追う首位ソフトバンクと本拠で3連戦。指揮官は「得点圏は作れている。あとは割り切って打席に入れるか」。約2カ月戦線を離れた荻野も25日に1軍復帰予定。切り替えるしかない。